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達人は皆、知っている

達人レベルの人には、ある共通点がある。
それは「苦しい時」こそ、どうすれば良いかを知っている事である。

 

結果を出すためには必ず、この「苦しい時」が訪れる。
当然といえば当然のことかもしれない。

 

達人とそうでない人の違いは「苦しい時」の対処がまったく違う。
普通の人は苦しくなったら諦めるか、要領を使おうとする。

 

しかし達人は、苦しい時こそ基本に忠実になる。
決して無理して乗り越えようとする訳ではない。

 

苦しい時こそ、ひたすら丁寧に徹するのだ。

具体的にどういうことなのか?

結果を出せない人は、苦しくなったところで何をするのか?
出来ない言い訳をして結局やらない。

 

あるいは無理をして怪我をしたり、致命傷を負ったりする。
これは経営であれ、競技であれ、投資であれ同じ。

 

では達人はどうするのか?
無理をしてやるわけではなく、基本に忠実になり丁寧に粘り続けるのだ。

 

筋トレの世界でも、たったこの(最後の)一回の粘りだけが成果に繋がる。
100回出来ようが1,000回出来ようが、その一回に価値がある。

経営で苦しい時

経営上で苦しい時は、資金繰りと黒字化の時である。
売上が上がれば上がるほど、資金が必要になる。

 

中小企業にとって資金繰りは簡単ではない。
だから売上を上げられなくなってしまう。

 

突然お金が湧いてくるはずもなく、綿密で丁寧な計画と粘りが必要なのだ。
もう一つは、赤字続きの経営を黒字化する時だ。

 

これは売上を上げれば解決するが、同時に資金繰りを解決する必要がある。
また原価や管理費を削減しても解決する事ができるが、これは要領に過ぎない。

 

つまり黒字化しても、先細りになるだけである。
結局のところ、発展させるには無理をせずに売上を上げていくしかないのである。

 

だからこそ綿密で丁寧な長期計画に従い、粘り続けるしかないのだ。

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