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上手くいかない時の対処

経営においても、投資においても、上手くいかない時があります。
そんな時、あなたはどうしますか?

 

①やり過ごす。(無関心になって忘れる)
②気にしない。(上手くいかないのが普通なので気にならない)
③損切りする。(小さいリスクの間に切り捨てる)
④変更する。(改革したりルールを変えて再挑戦)
⑤耐える。(上手くいくまで耐え続ける)

 

その人の性格によって、対処は大きく異なるでしょう。
忘れられる人もいれば、気にならない人もいます。

 

また、ケガが小さいうちに処置して忘れられる人もいます。
あるいは、上手くいくまで諦めない人もいます。

一般的な経営手法

どういう対処であれ結果的に上手くいけば良いのですが、①や②は論外です。
投資などではよく聞く”損切り”ですが、経営でも同じです。

 

最初から上手くいかないと思って、やる人はいません。
しかし上手くいかない時、ほっとけば大怪我をします。

 

小さい怪我の内に処分し、新たな方法で再挑戦するのです。
これが一般的な経営なのかもしれません。

 

しかし何もかも”損切り”していては、自信も無くし人からの信頼も失います。

上手くいく人の考え方

上手くいく人には、戦略があります。
同時に、上手くいかない事も織り込み済みなのです。

 

戦略は、長期・短期・分散の三つです。
この三つにおいて、考え方をまったく変えるのです。

 

長期戦略は、”絶対に諦めない”という考え方です。
短期戦略は、”損切りも織り込み済み”という考え方です。

 

そして分散戦略は、”極力リスクを回避するヘッジ”という考え方です。
これら三つの戦略を同時進行できる人が、上手くいく人です。

どんな戦略なのか?

まず長期戦略に、一番のウェイトを置きます。
上手くいこうがいくまいが、何があろうと耐え続け絶対に諦めない戦略です。

 

だからしっかり時間をかけ、ある意味気にせず着実に実行するのです。
次に短期戦略には、1~2割程度のウェイトに留めます。

 

極端に言うと、無くなってもいいと思える程度に留めるのです。
だから上手くいかなければ、”損切り”していいのです。

 

それより上手くいったときに、大きく伸ばせばいいのです。
短期間で挑戦し、たまに当たれば大きいという戦略なのです。

 

最後に分散戦略は、長期であれ短期であれ複数のやり方に分散します。
たった一つのやり方・考え方では、世界情勢や相場変動に対応できません。

 

経営では、様々な人財の色々なやり方・考え方で事業を分散するのです。
つまり、たくさんの人財にヘッジして”任せる”という戦略なのです。

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