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雪山の寒苦鳥とは

雪山の寒苦鳥(せっせんのかんくちょう)

印度の雪山( せつせん)、高みなる故夜の寒気、それはそれはすさまじく草木も凍るが、昼また陽光あたたかなり。
この雪山に、寒苦鳥と名付く鳥あり。夜は寒苦に堪えず、岩の間( はざま)に身をおいて、がたがたとふるえながら、
「明日は必ず巣を作らん、明日は必ず巣を作らん」と鳴いて一夜を送り、
夜明くれば、朝日の暖かさにたちまち寒苦を忘れ、一日を遊び呆け、夜はまた寒苦に泣くとある。


”寒苦鳥”は平家物語にも出てくるもので、1000年も前から知られています。

『平家物語』の巻第九「生ずきの沙汰」には、「たゞ平家の人々は、いつも氷にとぢこめられたる心地して、寒苦鳥にことならず」とあり、
『曽我物語』の巻第七「李将軍が事」にも「われらが有様を物にたとふれば寒苦鳥ににたり」と記されています。

警備会社の寒苦鳥

特に交通誘導を主体とする警備会社では、毎日のように警備員さんへ「明日の現場は、中央区~・○○建設会社ですよ」と現場指示しますが、警備員に余剰が出る時もあれば、現場が多すぎて警備員が不足する時もあります。
また、毎年のように9月ごろから忙しくなり、年末年始には仕事がなくなり、2~3月に忙しくなり、4月には暇になります。

 

そして長期的には、募集すればいくらでも応募がある時や、全く応募が無い時。いくら営業しても仕事が取れない時や、断らなければいけないほど仕事が多い時。このようなローテーションがおよそ10年周期でやってきます。

このように日本では朝が来ない日や、冬にならない年はありません。
必ず繰り返します。
警備会社も同じく、繰り返し繰り返しこのような事象が発生するのです。

しかし寒苦鳥のような警備会社は、その繰り返しがある事を解っていながら何度も苦しむのです。

寒苦鳥にならないためには?

寒苦鳥にならない方法は簡単です。
繰り返し起きることは100%確実なので、そうなる前に準備をすればいいのです。

 

つまり巣をつくらない寒苦鳥を反面教師として準備を怠らなければいいのです。
千載一遇のチャンスに書いてありますので参考にしてください。
と言っても、これが出来る人はほとんどいません。何故でしょうか?

 

答えは、IMSグループに参加すれば解ります。

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