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どうしてそんな面倒なことするの?~よくある質問

IMSグループでは以前から警備会社の分社化を強力に進めています。
いつものように公安委員会へ警備業認定の届け出をしようとすると、時に以下のような質問を受けることがあります。
「なんでこんなに警備会社を出すのですか?」
「なんで同じ社長が複数の会社を兼任しているの?」
「なんで同じ事務所内なのに複数の警備会社が必要なの?」

 

確かに認定を許可する行政の立場から考えると、
「一つの警備会社でいいじゃないか?」
「同じ社長ならなおさら会社を分ける必要はないのでは?」
「事務所が同じならなおの事では?」
と感じるのも無理はありません。

 

実際のところ認定の申請を担当する”警備員指導教育責任者”の資格者自身も「確かに面倒だ」と思ってしまうこともあります。
通常、会社法人ごとにその資格者が必要になるので、わざわざ会社の数だけ資格者が必要になってしまう訳ですから。

人財の育成は面倒なのである

IMSグループの理念は、「仲間と共に人格・能力を向上していく」ことにあります。
だから面倒であろうが、非合理的であろうが、費用が掛かろうが、誰に批判を受けようと、誰に理解されなくとも、信念をもって分社化を進めているのです。

 

もう少し具体的な流れで説明すると、IMSグループでは入社後まもなく能力向上のため”警備業務検定”という国家資格を取得します。その1年後には”警備員指導教育責任者”という国家資格を取得します。最短1年と数か月で警備会社の責任者となります。このまま実務経験の中で磨かれ人格が向上すると自然に会社経営を目指すものです。

 

ですが業務の実務経験と会社経営は全くの別物であり、そう単純に目指すことは難しいのです。そこで経営の訓練を受けた先人たちと組織の力を借りて会社経営のイロハを勉強するのです。このタイミングが分社化になるわけです。勿論すぐに社長になるのではなく自らの会社という自覚を持つために株主となって会社経営を学ぶのです。これで名実ともに本気になれる訳です。

伊達や酔狂やボランティアで分社化を進めているのではありません。すべてはIMSグループの理念を忠実に実践しているだけなのです。

その後、人格・能力の向上と共に新たな事務所拠点を出店すればいいのです。それまでの間はよそ様の拠点に居候していても恥ではありません。必要のないプライドは捨てなくてはいけません。
このように人財の育成は面倒に決まっているのです。

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